13:ラジオ関西の番組が伊豆大島の取材に!
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4/20~4/22の3日間、若手社員の伊豆大島研修が行われました。
大島の自然に触れ、火山や椿の歴史を学び、多くの体験をしてきました。
今回はその中で伊豆大島の象徴でもある三原山についてレポートします。
伊豆大島は今から数万年前の海底噴火で誕生しました。何度も噴火を繰り返して成長した火山の島です。
その後も噴火を繰り返しながら完成したのが三原山です。
はじめは傾斜がなく緩やかな道でした。徐々に坂道になっていきます。
両サイドには草木も自生しています。
流れた溶岩によって地表はごつごつしています。溶岩にも様々な種類があるそうです。
自然が創り出した不思議な造形物。溶岩が固まってできたそうです。
その見た目からゴジラ岩と呼ばれています。
フォトスポットとしても有名のようです。
歩きはじめて約45分ほどで見えてくるのが三原神社の鳥居です。
伊豆大島では昔から三原山から見える噴火の炎には神が宿るとして、三原山を「御神火様」と崇めてきました。
鳥居の奥には三原神社の小祠があり、1986年の噴火では溶岩流から奇跡的に免れたことで知られています。
山頂758mに到着しました。
三原山山頂の中央火口です。噴火のたびに形や大きさを変え、現在は直径約350m、深さ約200mの大きさだそうです。火口は想像以上に大きく、迫力がありました。
土に混ざった火山灰は根が張りやすい空間と水はけのよい土壌を作り、椿の生育に良い環境を作っています。
三原山は伊豆大島に椿が自生するきっかけの1つでもあることを学びました。
「伊豆大島が火山の島でなければ、椿はこんなに自生していないのかもしれないと考えると自然の偉大さを感じた。」「溶岩からできた黒い地面や火口の大きさに驚いた。」「三原山を知り、より伊豆大島の魅力を知りたくなった。伊豆大島創業企業の社員として伊豆大島の魅力も伝えていきたい。」
三原山登山は若手社員にとって伊豆大島を知る貴重な経験になりました。