2023.05.31 project report: 18 霧に包まれた裏砂漠に行ってきました

「裏砂漠」は国土地理院が発行する地図に唯一記載のある“砂漠”。
ドラマなど様々な撮影のロケ地に使われており、
一面に広がる黒色の大地を見たことのある人も多いのではないでしょうか?
そんな裏砂漠に、大島椿の社員と、共創活動を行う学生の計6名で研修に行ってきました。

01.

裏砂漠は伊豆大島の中心にある「三原山」の東側に位置しています。
三原山の度重なる噴火によってつくられました。
※写真は過去に撮影したものです。

02.

晴れの日だと目の前に黒い大地が広がり、遠くには海が臨めます。
※写真は過去に撮影したものです。

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しかし、訪れた日は深い霧に包まれており、残念ながら海は見えませんでした。
それどころか、ほんの一寸先も真っ白で、
現実から切り離されてしまったような不思議な感じがします。

一方、学生とベテラン社員は「どこまで離れると見えなくなるのか」実験をして霧の裏砂漠を楽しんでいました。

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遠くを見通せないからこそ、身近な自然に目が向きます。
足元のスコリアと呼ばれる火山噴出物に触れたり…

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しゃがみこんで苔を愛でる社員も。

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裏砂漠は昔から観光地として有名でした。
ラクダや馬に乗った観光も行われていたようです。
写真は1936年に東京から来島し、馬で観光する人々。

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伊豆大島では、港は晴れていても裏砂漠や三原山に霧がかかることはよくあるようです。
晴れておらず少し残念にも感じましたが、
霧に包まれているからこそ、より幻想的な空間を感じることができたと思います。

ぜひ実際に足を運んでみてください。

参考サイト
日本唯一の砂漠『裏砂漠』|伊豆大島ナビ
裏砂漠 - 東京都大島町公式サイト
伊豆大島ジオパーク推進委員会