11:大島高校の生徒さんをお迎えして工場見学
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残暑が続く9月初旬、つばき座では今年の椿の実の収穫を2週にわたり行いました。
害獣タイワンリスから実を守るためにかけておいた網を外します。苦労して覆った網のおかげで、今年はタイワンリスにかじられる被害を抑えることができました。
大きく育った実を丁寧に採っていきます。
触れると皮膚炎を起こすチャドクガという毛虫には細心の注意が必要です。
高さのある枝は、脚立や高枝バサミを使います。
安定の悪い場所では脚立を抑える係、実の場所を下から確認する係に分かれ、みんなで力を合わせて収穫していきます。
質の良い実がたくさん採れました。
収穫した椿の実は、天日干しを行います。天日干しによって実が割れ、中の種子が顔を出します。
このように、実を収穫した後は天日干ししますが、雨が続くと干すことができず、実がなかなか開きません。天候に左右される作業です。
天日干しで開いた実から丁寧に種子を取り出していきます。
9月とはいえ残暑厳しい中の作業となりました。お疲れ様でした。
この後は、取り出した種子を大島椿製油所で搾油し、伊豆大島産の椿油として製品化していきます。