15:大島椿95周年記念樹
詳しくみる
火山が作り出す地形、伊豆大島にある「砂の浜(さのはま)」。
玄武岩のサラサラした黒い砂が1kmほど広がる砂浜です。
大島椿つばき座プロジェクトでは、2020年4月よりこの砂の浜の清掃活動を行っています。
なぜ清掃活動を始めたのか。
それは、大島が「ウミガメの来る島」だからです。
本来、ウミガメが産卵にやってくる島。
しかし、砂の浜には外国から流れ着いたペットボトルなど、プラスチックごみや流木があちこちに散らばっています。
安心して母ガメが産卵できるように。
生まれた子ガメが安全に海へ出られるように。
島の宝を守りたいという想いで大島椿つばき座プロジェクトは海岸清掃活動を続けています。
砂の浜はサラサラの砂。
足をとられるため、歩くだけでも力が要ります。
清掃活動は成人男性でもなかなかの重労働です。
大島では「みどりの地球大好き会」さんが30年以上ウミガメの保護活動をしていらっしゃいます。
島の浜にはウミガメ保護看板が数か所立っていますが、経年劣化により見えづらくなっていました。
みどりの地球大好き会 成瀬代表にご相談し、看板修復をさせていただくこととなりました。
海風の強い浜でも耐えられる頑丈な木材を使用し、訪れた方の目に留まるデザインで制作。
頑丈な分、組み立てや運搬にもかなりのパワーが必要でした。
残暑厳しい中、島の方たちの応援もいただき
新しい看板を設置しました。
今回、砂の浜、野田浜、弘法浜の3か所に看板を設置。
浜へ行かれた方の目に留まることを願っています。
ウミガメが産卵に戻ってくるように。
子ガメが安全に海へ出られるように。
島の自然環境のため、大島椿つばき座は清掃活動を続けていきます。
▶続きはこちらから