06:腐葉土作り
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お天気に恵まれ、騒々しいほどの蝉の声に囲まれる中で繰り広げられた8月の作業。つばき座活動が開始されてから丸二年が経ち、徐々に形が整いつつあります。
今回も大阪から美昌樹園が参加。土地の傾斜を平らに整え、伐採した木を利用して階段を作ります。作業を進めるにつれ、つばき座の遊歩道が姿を現してきました。
美昌樹園の吉川社長は山荘前の松の木を剪定中。訪れるたびに伊豆大島の松の特性を検証しています。
夏は雑草の成長も早く、下草刈りも一日では終わりません。
古く朽ちかけた桜の木を伐採。慣れた手つきで作業を進めます。
大島高校の生徒たちは、機械を使って枝を細かく砕き、土の上へ丁寧に撒いていきます。こうして湿度を保つことで土を柔らかく維持し、雑草を生えにくくします。
伊豆大島の椿の天敵はタイワンリス。つばき座で育った椿の実もことごとく被害を受け、このような状態に…
今回のメイン作業は椿の実の収穫。かろうじてリスの被害を免れたエリアで、大島高校の生徒たちが丁寧に摘んでいきます。
収穫した椿の実。このあと搾油、精製し、伊豆大島の椿油として商品化します。
暑い中の作業、お疲れ様でした!